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NHK【連続テレビ小説】虎に翼 第13週「女房は掃きだめから拾え?」(61)2024年6月24日(月) NHK総合 8時~8時15分

1949年(昭和24年)春、(家庭裁判所の人手不足から)特例判事補となった寅子(伊藤沙莉)は家事部の審判も任されるようになって大忙しです。実家の家事は、はる亡き後花江(森田望智)一人が孤軍奮戦しています。

東京家庭裁判所の独立庁舎が完成、その祝賀会で多岐川(滝藤賢一)は家庭裁判所の存在を広く全国に知らしめる「家裁構法月間」を宣言し、突然「愛のコンサート」を始めると言い始めました。

しかし家庭裁判所は、戦争によって起きた問題だけでも超多忙です。戦争で生死不明の人の失踪宣告、戦争で本籍を失った人の就籍、遺児との養子縁組などです。

しかも家事裁判所以来の本来の案件、離婚や相続についても裁かなければならないのです。

寅子は、元山すみれ(武田梨奈)という人物から遺言状による遺産相続の相談を受けます。遺言状には、寅子の学生時代の友人に関わる名前が描かれていました。

遺言状の存在と内容を確認する作業を検認といいます。やってきたのは寅子の同窓生梅子(平岩紙)と三人の息子たち、そして義理の母・常(鷲尾真知子)でした。  

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戦後の新しい民法では、亡くなった男性の妻である梅子が半分、残りを三人の息子たちが等分することになっていましたが、自ら「おめかけさん」だと名のった元山すみれの出した遺言状には、全財産を彼女に遺贈すると書かれていました。

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三人の息子たちは紛糾します。梅子は、遺言状が全財産を譲るとなっていても、妻と息子たちには財産の半分が遺留分として受け取る権利が有ることを知っていました。流石ですね。 

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はてさて、遺言状の真贋を含めてどうなることやら・・・。

文:鉄道チャンネル住田至朗

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