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NHK【連続テレビ小説】虎に翼 第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(56)2024年6月17日(月) NHK総合 8時~8時15分。

1949年(昭和24年)1月1日、家庭裁判所が設立されます。

1月3日19時、寅子(伊藤沙莉)は多岐川宅に呼び出されました。多岐川(滝藤賢一)の瀧業につきあわされます。その時、多岐川は冷水を浴びながら「家庭裁判所に必要な五大基本性格」を発表しました。

正月の庭先で夜冷水を浴びる多岐川は、変人を通り越していると思いますが。(笑)

翌1月4日仕事始め、多岐川は「家庭裁判所の基本理念」として5つの性格を発表。 

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独立的性格

民主的性格

科学的性格

教育的性格

社会的性格

その直後、寅子は最高裁長官の星朋彦(平田満)から直々に辞令を受けます。念願の東京家庭裁判所判事補と兼任で最高裁判所家庭局事務官を命ぜられました。 

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第56回で寅子は念願の裁判官になったのです。もちろん日本初の婦人裁判官の誕生です。

しかし寅子は、最高裁判所家庭局事務官として同僚達と戦災孤児たちの視察に上野に行きます。

終戦直後、1945年(昭和20年)9月、政府は戦災孤児保護対策要綱をまとめています。内容は次の3項でした。

・個人家庭への保護委託

・養子縁組の斡旋

・集団保護

しかし、この3方針は、ほぼ実行されず、孤児たちは生きるために働くか犯罪に手をそめるようになったのです。

視察中、同僚のサイフを掏(す)った少年を追っていた寅子は偶然、いぜんカフェだった場所に「轟法律事務所」の看板を見つけます。 

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そこで寅子は、死んだと思っていたよね(土居志央梨)、戦地から復員してきた轟(戸塚純貴)と再会。掏られた同僚のサイフも取り戻しました。掏った少年の兄貴分が轟の事務所にいたのです。

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さて、これは どういうコトでしょうか?

文:鉄道チャンネル住田至朗

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