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NHK【夜ドラ】柚木さんちの四兄弟。第12話 6月13日(木)22:45~23:00 総合。

或る日、柚木家の四男小学1年生の岳(永瀬矢紘)は、学校から帰ってきて、お向かいの霧島家に行きます。しかし親友の虎次郎(イッセー尾形)の様子がいつもとあまりにも違うのです。

実は虎次郎の双子の兄龍次郎(イッセー尾形が二役)でした。

龍次郎は、40年前俳優になりたくてアメリカ・ハリウッドに移住し、今はカリフォルニアロールのケータリング店(本人曰く“弁当屋”)を営んでいます。

カルフォルニアロールを知らない岳。龍次郎は台所にある材料で岳とカルフォルニアロールを作って仲良くなります。

二人でカルフォルニアロールを食べながら龍次郎は岳が四人兄弟で2年前に両親をなくした事を聞きます。

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しんみりした龍次郎は、慌てて虎次郎の奥さんハルミの仏壇に手を合わせました。

龍次郎は岳に昔話をします。実は龍次郎もハルミが好きだったのですが、虎次郎との仲を思い身を引いてアメリカに旅立ったのでした。

「辛かったのか?」と訊く岳に龍次郎は「辛くても悲しくても、時間はじんわり訊いてくる薬みたいなモンでな。痛い思いをした分、人に優しくなれるんだよ。」と伝えたのです。

帰宅した虎次郎(イッセー尾形)と咲(臼田あさ美)、龍次郎は今夜の飛行機に乗るからと去ろうとします。そこに宇多(泉有乃)と和歌(七瀬瑠斗)も帰って来ました。

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岳は去ってゆく龍次郎に「ドラゴン、また会える?」と聞きました。良いシーンです。

龍次郎の作ったカルフォルニアロールを食べます。杏子(アンズ)が味のキモになっていて、虎次郎は龍次郎がハルミの好物を覚えていたことに気付いたのです。

とにかく岳と龍次郎の会話が最高でした。笑えますが、泣けます。

文:鉄道チャンネル住田至朗

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