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家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しません。しかし家庭裁判所設立準備室室長の多岐川(滝藤賢一)は、それを放置したままです。

つか、室長、チョビヒゲの妙なおっちゃんだけど、イキナリ瀧に打たれていたり。スルメ焼きながら登場したり、謎だらけの人物です。

とにかくこのままでは職を失うと危機感を持った寅子(伊藤沙莉)は、多岐川に直談判します。 

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多岐川は寅子に「バカ者!」と怒鳴りました。「なぜそれを早く言わないのか!」と寅子を久藤頼安(沢村一樹)のところに引っぱって行きます。

「頼安(ライアン)から我々が理想とするホームコートの理念を学べ」と言ってチョビヒゲは去っていきました。

久藤は寅子にアメリカのホームコート(家庭裁判所)から学んだ事を話します。 

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「子どもの問題と家庭の問題は、地続きなんだ」「憲法が変わった今、アメリカの素晴らしい仕組みを取り入れない手はない」「多岐川ほど少年問題に熱心な人間はいない」と久藤の話は、寅子には意外な事ばかり。

帰宅した寅子は、弟直明(三山凌輝)から多岐川が彼らの「東京少年少女保護連盟」の元になったBBS運動(Big Brother and Sisters movement)をアメリカから初めて日本に採り入れた人物だと聞きますが信じられません。 

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翌日出勤した寅子は、汐見圭(平埜生成)から「多岐川は家事審判所(檀 野添義弘)と少年審判所(浦野 ドンペイ)と裏で話し合いをしている」と聞かされ、多岐川から出席するように言われます。

しかし、それはタダの呑み会(寅子の感想)でした。 

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下戸なのに間違えて酒を呑んでつぶれてしまった汐見を家に送って行くと、そこは多岐川と汐見の表札がならぶ家でした。

しかし家から出て来た汐見の妻香子は、寅子が大学女子部で共に学んだ崔香淑チェ・ヒャンスク(ヨ・ハンス)、ヒャンちゃんだったです。

ほよ~、展開が全く読めません。どうなっちゃうの?

文:鉄道チャンネル住田至朗

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